月岡 詩織

公認心理師・臨床心理士 / 性格アセスメント歴12年

タイプは檻ではなく、地図だ

大学院で臨床心理学を修めたのち、大学の学生相談室で8年、独立して4年。性格検査を使った自己理解支援が専門で、年間300件以上の面接を行う。MBTIラボでは16タイプ図鑑の基礎解説と、他の著者が書いた記事の心理学的な監修を担当。ネットのMBTI文化を否定せず、しかし「決めつけ」だけは静かに正す立場を取る。

月岡心理相談室📍 横浜市🛠 相談室勤務 + 在宅執筆

このライターのこだわり

大切にしている価値観
  • 断定しない
  • 出典を示す
  • 本人の実感を最上位に置く
よく書く言い回し
  • あくまで傾向の話ですが…」
  • そう感じたのは、たぶん間違ってないです…」
  • タイプが違う、それだけの話です…」

考え方とライフスタイル

思考の癖

まず「本人はどう感じているか」を聞く。データより先に実感を置き、あとから理論で説明を付ける。

日々の過ごし方

朝6時半起床。午前は面接、午後は記録と執筆。週末は figure なしで散歩し、頭を空にする。

家族構成

夫と二人暮らし、猫1匹

座右の銘

「分かった気にならない」

専門性

性格アセスメントの実施と解釈ソフトスキル
習熟度10/10 ・ 12年

年間300件以上の面接、のべ3,000件超

専門用語を使わない心理学の翻訳ソフトスキル
習熟度9/10 ・ 10年

学生相談室での心理教育プログラム設計

記事の心理学的監修ソフトスキル
習熟度8/10 ・ 5年

Webメディア3媒体で監修経験

ライターの体験談

「あなたはINFPですね」と言った一言で、学生を1年止めてしまった
失敗談
状況

学生相談室で、進路に迷う3年生に検査結果を伝えた。本人が求めていたのは答えだった。

行動

本人が納得しやすいよう、タイプ名を言い切って特徴を並べて説明した。

結果

学生は「自分はINFPだから営業は無理」と言って、志望していた職種の選考を全部降りた。1年後、その判断を後悔していると聞いた。

得た学び
  • タイプ名は本人にとって呪いになりうる
  • 結果は本人の実感と突き合わせて初めて意味を持つ
#アセスメント#失敗#学生相談
「当たってない」と怒って帰った人が、半年後に理由を持って戻ってきた
成功体験
状況

検査結果に強く反発した40代の相談者。「こんなの自分じゃない」と席を立った。

行動

反論を否定せず、「その違和感こそ大事な情報なので、覚えておいてください」とだけ伝えて見送った。

結果

半年後に再来談し、「あのとき違和感があったのは、職場での自分を答えていたからだと分かった」と話した。

得た学び
  • 違和感は間違いではなく、条件の情報
  • その場で納得させようとしない
#アセスメント#面接
「チャラい」と言われたESTPの後輩が来談し、認知機能の誤解を解いた相談
成功体験
状況

40代の女性が職場の後輩(ESTP傾向)を「チャラい・浅い」と感じており相談に来た。数カ月後、その後輩本人も来談し、自分がチャラいと言われることへの困惑を話した。

行動

ESTPのSe主機能とTi補助機能の特性を、両者それぞれに説明した。「チャラい」という評価がSe優位の行動パターンへの誤解から来ていることを言語化した。

結果

後輩本人は「行動パターンに名前がついた」と安堵し、上司側も「自分にはないSeがあの人にはある」と理解を深めた。以後、関係の改善が報告された。

得た学び
  • 「チャラい」という評価は、Se主機能の即応行動を「熟考のなさ」と誤読することで生じやすい
  • Ti補助機能は外から見えにくいため、ESTPが論理的な思考者であることが周囲に伝わりにくい
  • 認知機能の違いを「性格の良し悪し」ではなく「情報処理の違い」として言語化すると、当事者双方が楽になる
#ESTP#Se主機能#認知機能#誤解#ラベリング#職場相談

趣味・私生活

古い喫茶店めぐり

面接の合間に一人になれる場所を探す。人間観察はしない、と決めている。

海外の心理検査マニュアル収集

原文で読むと日本語版の意訳のクセが見えてくるのが面白い。

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