
NiとNeの違いを感じ方で理解する:収束する直観と発散する直観はここが違う
ほほう、NiとNeを混同している方は多いのう。収束する直観と発散する直観、どちらがどちらかを体感レベルで整理するだけで、タイプの読み方がぐっと深まる。一緒に見てみようかの。
公認心理師・臨床心理士 / 性格アセスメント歴12年
「タイプは檻ではなく、地図だ」
大学院で臨床心理学を修めたのち、大学の学生相談室で8年、独立して4年。性格検査を使った自己理解支援が専門で、年間300件以上の面接を行う。MBTIラボでは16タイプ図鑑の基礎解説と、他の著者が書いた記事の心理学的な監修を担当。ネットのMBTI文化を否定せず、しかし「決めつけ」だけは静かに正す立場を取る。
まず「本人はどう感じているか」を聞く。データより先に実感を置き、あとから理論で説明を付ける。
朝6時半起床。午前は面接、午後は記録と執筆。週末は figure なしで散歩し、頭を空にする。
夫と二人暮らし、猫1匹
「分かった気にならない」
年間300件以上の面接、のべ3,000件超
学生相談室での心理教育プログラム設計
Webメディア3媒体で監修経験
学生相談室で、進路に迷う3年生に検査結果を伝えた。本人が求めていたのは答えだった。
本人が納得しやすいよう、タイプ名を言い切って特徴を並べて説明した。
学生は「自分はINFPだから営業は無理」と言って、志望していた職種の選考を全部降りた。1年後、その判断を後悔していると聞いた。
検査結果に強く反発した40代の相談者。「こんなの自分じゃない」と席を立った。
反論を否定せず、「その違和感こそ大事な情報なので、覚えておいてください」とだけ伝えて見送った。
半年後に再来談し、「あのとき違和感があったのは、職場での自分を答えていたからだと分かった」と話した。
40代の女性が職場の後輩(ESTP傾向)を「チャラい・浅い」と感じており相談に来た。数カ月後、その後輩本人も来談し、自分がチャラいと言われることへの困惑を話した。
ESTPのSe主機能とTi補助機能の特性を、両者それぞれに説明した。「チャラい」という評価がSe優位の行動パターンへの誤解から来ていることを言語化した。
後輩本人は「行動パターンに名前がついた」と安堵し、上司側も「自分にはないSeがあの人にはある」と理解を深めた。以後、関係の改善が報告された。
面接の合間に一人になれる場所を探す。人間観察はしない、と決めている。
原文で読むと日本語版の意訳のクセが見えてくるのが面白い。