「INFPは理系より文系」というイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。実際、INFPは数学的・論理的なテーマよりも、哲学や文学、心理学といった抽象的で内面的なテーマに惹かれやすい傾向があります。この記事では、INFPが特に興味を持ちやすい3つの分野を、その理由とあわせて紹介します。

最初に

INFPが興味を持つ分野には、共通した傾向が見られます。ここでは、INFPが他の性格タイプに比べて特に興味を持ちやすい分野はどこかに注目しながら、話を進めていきます。自分の傾向が気になる方は、先に当サイトのMirai性格診断で確認してから読み進めてみてください。

INFPは文系

INFPのキャラクター

まず言っておきたいのは、INFPは文系分野に興味を持ちやすい傾向があるということです。理由はシンプルで、惹かれる分野そのものが文系寄りであることが多いからです。INTPを理系寄りのオタク気質とするなら、INFPは文系寄りのオタク気質と言えるかもしれません。

学生時代、数学が苦手だったという心当たりがあるINFPも少なくないのではないでしょうか。ここからは、INFPが文系寄りの分野に興味を持ちやすいことを踏まえたうえで、それぞれの分野になぜ惹かれやすいのか、理由とあわせて紹介していきます。

哲学

INFPが頭の中で延々と考えを巡らせやすいのは、考えること自体が好きだからです。その内容はとりとめのないことが多く、現実世界ではさほど実用的な意味を持たないテーマに頭を使っている、というケースも珍しくありません。

世界はどうして存在するのか、そもそも神は存在するのか、人間とはどんな存在なのか。こうした問いをひたすら考えるのが好きなため、傍からはよくぼーっとしていると思われることもあります。

哲学に興味を持ちやすい人は、答えの見つからないものをひたすら追求できる人でもあります。この傾向は、次に紹介する分野にもつながっていきます。

文学

INFPと文学は、切っても切れない関係にあります。INFPは芸術分野に興味を示す場合が多く、その中でも比較的文学に興味を持つ人が多い傾向があります。

INFPが文学に惹かれやすい理由としては、人混みの中で生きるときに感じる違和感や閉塞感を解消する手段が、書くことくらいしかないためだと推測できます。そのため自然と文章を書くことが上達し、気づけば作家のような表現力を身につけていた、というケースも見られます。枠にとらわれない自由な発想は、小説を書くうえでプラスに働きやすい資質でもあります。

INFPにとって書くことや読むことは苦ではなく、むしろ心地よいものです。だからこそ文学に強く惹かれやすい、という意味でこの記事では2位に挙げました。

INFPは常に意識が自分に向きやすいため、「あのとき、こう感じた」という出来事を鮮明かつリアルに覚えている人も多いです。すべての出来事を、一度「自分」というフィルターを通してから受け止め、そのときに感じたことを言葉で表現するのが好きだからこそ、INFPは文学に魅了されやすいのでしょう。

心理学

自分と人はなぜ違うのか、その理由を心理学の分野に求めようとするため、INFPは心理学に興味を持ちやすい性格タイプだと言えます。こうしてINFPに関する情報を探して読んでいること自体が、その傾向のあらわれかもしれません。

MBTIについて調べると、関連ワードとして真っ先にINFPが挙がりやすいとも言われます。これは、INFPが自分自身への関心が強く、その手がかりを心理学から得ようとする傾向が強いことを裏づけているのかもしれません。

INFPは自分にも、そして人にも関心を持ちます。ここで注意したいのは「他人」ではなく「人」という視点である点です。人に対してあまり深く考えない人に比べると、観察力や洞察力に優れている場合も多いでしょう。

この洞察力は、文学の分野でも活かされることがあります。その意味で、INFPが興味を持つ分野はそれぞれつながっているとも言えます。心理学は人を理解するための学問なので、INFPは知らず知らずのうちに心理学関連の記事を調べたり読んだりしていることが多いはずです。

最後に

ここまで見てきた通り、INFPが興味を持ちやすい分野は、実用性より内面的な探求を優先するものばかりです。「性格タイプ別の年収ランキングでINFPが低めに出やすい」と言われることがあるのも、なんとなく頷ける結果かもしれません。

INFPが興味を持つ分野は抽象的なものが多いため、現実世界では苦労を感じやすい場面もあるでしょう。あまりにも気苦労が絶えないと感じる方は、実用的な考え方という武器を新たに身につけてみるのも一つの方法です。考え方次第で、悩む時間を大きく減らせることもあります。

次回は、INFPが悩みを最小限に抑えるための考え方も取り上げる予定です。INFPの特性上、悩みを完全になくすというより、あくまで軽減することがポイントになります。

FAQ

INFPは理系と文系、どちらの傾向が強いですか?

INFPは、数学的・論理的な分野よりも、哲学や文学、心理学といった抽象的で内面的なテーマに惹かれやすい傾向があります。そのため、性格の特性としては文系寄りだと言われることが多いタイプです。ただし、これはあくまで傾向であり、理系分野に強い関心を持つINFPもいます。

INFPが心理学に興味を持ちやすいのはなぜですか?

自分と人との違いを理解する手がかりを求める中で、心理学に自然と関心が向きやすいためです。自分自身への関心の強さと、人に対する観察力・洞察力の高さが結びつきやすいことも理由の一つと考えられます。

INFPが文学に惹かれやすい理由は何ですか?

日常の中で感じる違和感や閉塞感を解消する手段として、書くこと・読むことが心地よく感じられやすいためです。出来事を自分というフィルターを通して受け止め、それを言葉にして表現することを好む傾向も関係しています。

この記事は2019〜2020年に個人サイト『予月のMBTI研究所』で公開された原稿をもとに、読みやすさの整形と現在の編集方針にあわせた注記の追加を行って再掲載しています。文中で言及していた特定の著名人への言及は、断定的な表現を避けるため見直しています。