進撃の巨人の登場人物たちをMBTIで分類するとどうなるのか、気になって調べている方に向けて、主要10キャラクターを16タイプに当てはめて考察していきます。特にタイトルにあるリヴァイについては、エルヴィンとの対比からISTJらしさが見える場面を中心に扱います。この記事はあくまで作中の言動をもとにしたファンの考察であり、公式のプロフィールではありません。

ミカサ・アッカーマン ― ISTJ

ISTJのキャラクター

頭の切れ、ずば抜けた身体能力、仲間思いな性格と、ミカサは言語能力以外のあらゆる面で優秀です。エレン一筋な様子からも、彼女の純粋さがよく伝わってきます。内向的な性格を示すI(内向)の要素が強いタイプだと考えられます。

エレンやアルミンのように、巨人を駆逐した先の未来や海を見るといった未来志向の発想は、ミカサにはあまり見られません。おそらく彼女の関心は、大好きなエレンとアルミンを支え守るという役目を果たすことに向いているのでしょう。

エレンが巨人に食べられた場面でも、ミカサは動揺よりも「今やるべきこと」に冷静に取り組む姿を見せます。両親を殺された幼い頃も、泣きながら「帰る家がない」と極めて現実的に受け止めていたことから、直感型のNよりも感覚型のS(現実思考)の傾向が強く出ていると言えそうです。

アニメSeason1第7話には、そんな現実的で目標志向な一面がよく表れたシーンがあります。

エレン・イェーガー ― ESTP

ESTPのキャラクター

何が何でもやってやるという強い意欲で、人生を切り拓いていくタイプです。周りに対して特別親切というわけではなく、あくまで自分の正しさを曲げないまっすぐな性格をしています。

ESTPには珍しく、時折弱気な部分ものぞかせます。自分の中の正しさと現実の間で挫折し、投げやりになってしまう場面も少なくありません。

一度感情的になると理性的な判断が難しくなりやすく、ミカサやアルミンのようなサポート役の存在が欠かせません。一方で行動力は群を抜いて高く、考えるより先に行動するタイプだと言えます。

アルミン・アルレルト ― INFJ

INFJのキャラクター

アルミンをINTJに分類する見方もありますが、INTJのような冷徹さは持ち合わせていないように見受けられます。仲間を切り捨ててでも自分の目標を叶えるINTJとは違い、あくまでFJの特性である「自分を犠牲にしてでも周りを、あるいは人類を良くしたい」という利他的な信念の持ち主です。

その最中に自分が死んだとしても構わないという覚悟すら感じさせます(NARUTOのイタチのような立ち位置をイメージするとわかりやすいかもしれません)。INTJほどの強引さはありませんが、その分INTJにはない優しさと独創性を備えています。

ライナー・ブラウン ー ESTJ

ESTJのキャラクター

頼もしいリーダータイプです。周囲への配慮があり、必要な機能がバランスよく備わっています。

面倒見が良く、状況に応じて適宜最善の選択をこなせることから、有能なリーダーに多いタイプだと考えられます。

アニー・レオンハート ― ISTP

ISTPのキャラクター

アニーはミカサと共通点が多いタイプですが、ミカサよりも感情的に動揺する場面が目立ちます。異なる点をあげるとすればそこくらいで、全体としてはミカサに近い特徴を持っていると言えそうです。

サシャ・ブラウス ― ENFP

ENFPのキャラクター

周りから自分がどう見られているか、客観的に把握するのはあまり得意ではないようです。天然な要素が強く自制心も控えめなことから、自由な魂を持つタイプだと言えます。

憎めない天然キャラという点では、狩野英孝さんをイメージするとわかりやすいかもしれません。

クリスタ・レンズ ― ENFJ

ENFJのキャラクター

他者への情が深く、何より利他的な性格をしています。後にユミルと出会い、利他的であるがゆえに周りから利用されがちだったことへの反発心から、お互いを強く信頼し合うようになります。

ライナーが怪我を負った場面で、迷うことなく自分の服を引き裂いて手当てをする様子からも、人を助けることが彼女にとってごく自然な行動であることが伝わってきます。誰にでも優しい一方で、自分の軸がしっかりあるため、いざという時は周りに流されず自分の意見を貫く強さも持ち合わせています。

塔でのシーンのように、いざという時に自分の感情を優先する場面もあり、本来の姿はFPに近い可能性もあります。ただ、過度な他者志向を少しずつ手放し、本来の自分を取り戻していく姿は、物語が進むごとに顕著になっていきます。

ユミル ― ENTP

ENTPのキャラクター

かなりさっぱりした性格で、言いたいことははっきり言うタイプです。瞬時に相手の性格を見極めた上で、自分に都合の良い状況に持っていく打算的な一面もありますが、裏を返せばそれだけ頭の回転が速いとも言えます。

自分の感情に正直でいることにこだわりを持ち、ストレートな物言いを貫く姿勢には、強い信念を持つユミルらしい生き方が表れています。

エルヴィン・スミス ― INTJ

INTJのキャラクター

自分の演説が周囲にどう影響するかを見越した上で相手を動かすあたり、人心掌握術に非常に長けています。自分の目標を達成するために人を駒として扱う場面もあり、目的のためなら手段を選ばないINTJらしさが色濃く表れています。

ただし後に良心の呵責を感じるシーンもあることから、FとTの割合はおおよそ2対8ほどではないかと見ています。ふとした仕草にどこか底知れない気配が漂う点も含め、作中でも屈指の掴みどころのなさを持つキャラクターだと感じます。

リヴァイ・アッカーマン ― ISTJ

ISTJのキャラクター

エルヴィンと比べることで、INTJとISTJの違いがより明確に見えてきます。リヴァイ自身、エルヴィンのような先を見通す先見性が自分にはないことを理解しているようです。

そのぶん、あくまでエルヴィンの右腕として、現実的な思考に基づき今できる最善の行動を積み重ねていきます。エルヴィンが森の出口を目指すリーダーだとすれば、リヴァイは目の前の木を一本ずつ切っていく役目だと言えるでしょう。

目の前の出来事を着実にこなしていく姿勢からは、未来志向のNよりも現実志向のSの傾向が強く感じられます。ミカサと似た類型ではあるものの、リヴァイについてはISTPとISTJのどちらに近いか、意見が分かれるところでもあります。

最後に

今回は進撃の巨人の登場人物たちをMBTIで考察してみました。作中でとくに印象に残っているシーンの一つが、アニメSeason1第7話です(該当シーン)。グロテスクな描写を含むため、視聴の際はご注意ください。

自分自身のタイプが気になった方は、Mirai性格診断で確認してみてください。

FAQ

進撃の巨人の主人公・エレンのMBTIタイプは?

作中の言動から考察すると、ESTPの特徴に近いと考えられます。強い意欲で行動しながらも、感情が高ぶると理性的な判断が難しくなる場面が見られる点が特徴です。

リヴァイのMBTIタイプは?

この記事ではISTJの特徴に近いと考察しています。エルヴィンのような先見性よりも、目の前の課題を着実にこなす現実的な判断力に特徴が表れている点がポイントです。

進撃の巨人のMBTI考察は公式のものですか?

いいえ、公式に発表された設定ではありません。この記事は、作中の言動や場面から読み取れる傾向をもとにしたファンの考察です。

この記事は2019〜2020年に個人サイト『予月のMBTI研究所』で公開された原稿をもとに、読みやすさの整形と現在の編集方針にあわせた注記の追加を行って再掲載しています。本文で扱っているアニメの話数や当時の配信情報は、初出当時のものです。